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メイクス技建の雑学講座

メイクス技建株式会社の更新担当の中西です

 

~「雨を止める」から始まった建物の防水史☔🏠✨~

 

シーリング工事業(コーキング工事)は、建物の隙間を埋めて雨水や風、ホコリの侵入を防ぎ、建物の寿命を延ばす仕事です🧰🔧。いまでは外壁目地やサッシ周り、ALC・PC板のジョイント、屋上の取り合い部など、さまざまな場所で当たり前のように使われていますが、実はこの仕事の背景には「日本の建築が変化してきた歴史」がそのまま詰まっています📚✨
今回は、シーリング工事の歴史を「そもそも建物の隙間をどう塞いできたか?」という原点から掘り下げます😊


1. 昔の建物は「隙間がある」のが前提だった🏯🌬️

日本の伝統建築は、木造が中心です。木は湿度で伸び縮みし、呼吸する素材でもあります🌳✨。そのため、昔の家は“気密”よりも“通気”が重視され、多少の隙間があるのは当たり前でした。
雨仕舞(あまじまい)という考え方で、屋根の勾配や軒の深さ、土壁や漆喰、建具の工夫によって雨や風を受け流す仕組みが整えられていました☔➡️🏠

この時代は、現代のように「隙間を完全に密閉する」という発想が強くなかったため、シーリング工事という職業はまだ必要性が小さかったのです。


2. 近代建築とともに「隙間を塞ぐ必要」が増えた🏢🧱

時代が進み、明治以降に近代建築が普及し、さらに戦後復興から高度経済成長期にかけて、鉄筋コンクリート(RC)や鉄骨造(S造)、プレキャストコンクリート(PC)、ALCパネルなどの建材が広く使われるようになります🏗️✨
ここで建物は大きく変わりました。

  • 壁がパネル化され、ジョイント(継ぎ目)が増える

  • サッシがアルミ化し、取り合い部が増える

  • 高層化で風雨の影響が強くなる

  • 内部に空調が入り、気密・断熱の重要性が増す

つまり「隙間があるのが前提」だった時代から、「隙間があると困る」時代へ変わったわけです😅💦
このニーズこそが、シーリング工事が専門職として成立していく大きな土台になります。


3. 初期の“目地材”は今ほど高性能ではなかった🧪🔍

現代のシーリング材は、変成シリコン・ポリウレタン・シリコン・ポリサルファイドなど、用途に応じて種類が選ばれ、耐候性・耐久性・伸縮追従性が高度に設計されています🧴✨
しかし初期の目地材は、今ほど安定した性能を持っていませんでした。

たとえば昔は、

  • アスファルト系

  • 油性パテ

  • 充填材+表面処理
    のような方法で隙間を塞ぐこともありました。
    ただ、これらは伸縮に追従できず、ひび割れや剥離が起きやすい😢
    建物が動く(温度変化・乾燥収縮・地震)日本においては、より柔軟で耐久性の高い材料が必要でした。

ここから材料技術が進化し、「シーリング材」という専門材料と、それを適切に施工する“技能”が評価されるようになります😊👍


4. シーリング工事は「材料×施工×管理」の三位一体🧰📏✅

シーリングは、材料を詰めれば終わりではありません。
歴史的に見ても、この工事が“職人技”として確立した理由は、施工品質が性能を左右するからです。

  • 下地処理(清掃・乾燥・油分除去)

  • プライマー塗布(密着性確保)

  • バックアップ材の設置(適切な断面形成)

  • 充填(気泡・欠損防止)

  • 仕上げ(ヘラ押さえの精度)

  • 養生・硬化管理(天候・温度)

この一連の流れができて初めて「雨が止まる」☔➡️✅
そして、建物の長寿命化につながるのです🏠✨


5. “防水の裏方”から“建物を守るインフラ”へ♻️🏗️

シーリング工事は目立ちません。完成してしまえば、ただの線に見えることもあります😅
でも、その線が切れた瞬間、建物は雨水侵入・漏水・内部腐食・カビ発生などのトラブルに直結します⚠️💧

だからこそ、シーリング工事は歴史の中で、
「防水の裏方」から「建物の健康を守るインフラ」へと役割を大きくしてきたのです😊✨