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メイクス技建株式会社の更新担当の中西です
~メンテナンス産業としての進化🔁~
建物は建てて終わりではありません。
高度経済成長期に大量に建った建物が年数を重ねると、社会は「新築中心」から「修繕・改修中心」へと変わります🏚️➡️🏠✨
ここでシーリング工事は、歴史の中でさらに重要な役割を担うことになります。
シーリング材は紫外線・雨風・温度差にさらされ、徐々に硬化・ひび割れ・肉やせ・剥離が起きます☀️🌧️
この劣化は、どれだけ良い材料でも「ゼロにはできない」ため、定期的な更新が前提になります。
この“更新が前提”という特性が、改修市場の成長を支えます📈✨
シーリング工事は、建物メンテナンスの中心的存在になっていきました。
改修シーリングの難しさは、既存の状態が現場ごとに違うことです。
既存材の種類が不明
施工当時の下地処理が分からない
目地の形状が不均一
旧シーリングが剥がれにくい/逆に脆い
雨掛かり・汚れ・藻・カビがある
このため、改修では「撤去」「清掃」「下地調整」の比重が大きく、職人の経験値が仕上がりを左右します💪✨
改修工事では、
打ち替え(既存を撤去して新設)
増し打ち(既存の上に施工)
の選択が重要です。
増し打ちは工期とコストを抑えられますが、密着や厚み確保が難しい場合もあります。打ち替えは確実性が高い一方で、撤去時に下地を傷めるリスクもある。
この判断ができるかどうかが、改修シーリングの“技術”です🧠✨
改修市場では、外壁塗装や屋上防水とシーリングがセットで計画されることが多くなります🏠✨
塗装の前にシーリングを施工し、塗膜で保護することで耐久性が上がる設計も一般的です。
この流れの中で、シーリング工事業は他職種との連携が求められ、
工程調整
施工順序
材料の相性
乾燥時間の確保
など、現場全体を見渡す力が重要になっていきます🤝📅
シーリングは完成すると、一見どれも同じに見えます。
でも数年後、差が出ます😅
ひび割れる
剥がれる
肉やせする
漏水する
だからこそ、この業界は「信頼」が最大の資産です。
歴史的にも、シーリング工事は“施工品質が命”という価値観を積み重ねてきました😊✨
メイクス技建株式会社の更新担当の中西です
~高度経済成長と材料進化の歴史🏗️📈🧴~
シーリング工事業の歴史を語るうえで欠かせないのが、戦後復興から高度経済成長期にかけての「建設ラッシュ」です🏙️✨
オフィスビル、団地、学校、病院、工場、商業施設――建物が一気に増えた時代、建築の工法も大量生産・規格化へ進み、外壁は“組み立てる”時代へ変わります。
その変化の中で、シーリング工事は「必要だからある」だけでなく、品質と安全を支える専門職として確立していきました😊
RC造でも、外壁仕上げの考え方が変わり、ALCパネルやPC板など、パネルを組み合わせる工法が広がりました。
パネル工法のメリットは、工期短縮・品質の均一化・現場負担の軽減ですが、同時にデメリットも生まれます。
それが「継ぎ目(目地)が増える」ことです😅
目地は建物が動くために必要でもありますが、雨水侵入の弱点にもなり得る。
そこで目地を守る技術として、シーリングが標準化されていきます☔✅
建物が増えるほど、施工不良も増えます。特に漏水は、
内装被害
電気設備の故障
カビ・腐食
クレーム・補修費
につながり、施主にとっても施工会社にとっても大きなリスクになります😱
その中で「シーリングの重要性」が現場で共有されるようになりました。
つまり、トラブルが多かった時代だからこそ、業界は強くなったのです💪✨
建物は動きます。温度変化で伸縮し、乾燥収縮し、地震で揺れる。
この動きに追従できない材料では、割れ・剥離が起きます。
そこで材料技術の進化が重要になります。
伸びる、戻る、耐候性が高い――こうした性能を持つ材料が整備され、用途別に選べるようになりました🧴✨
外壁目地向け
サッシ周り向け
屋上・取り合い向け
耐火・防煙区画向け
この「材料の選定」という視点が生まれたのも、シーリング工事が専門職として成熟した証です😊
材料だけ良くても施工が悪ければ意味がありません。
そこで現場では、施工基準や管理が整備されていきます。
施工前の含水・乾燥確認
プライマーの種類と塗布量
バックアップ材やボンドブレーカーの使用
断面寸法(幅・深さ)の確保
硬化時間と天候条件
仕上がり検査(欠損・気泡・汚れ)
こうした基準が蓄積され、シーリング工事は「職人の感覚」だけでなく「技術として再現できる品質管理」へ進化していきました🧠✨
高度成長期の建物が今も残っているのは、適切な維持管理があるからです。
そして維持管理の中で、必ず出てくるのがシーリングの打ち替え・増し打ちです🔁🧴
つまり、シーリング工事は“新築の仕事”だけでなく、
改修・修繕の時代にこそ価値が増す仕事として位置づけられていきました😊✨
メイクス技建株式会社の更新担当の中西です
~「雨を止める」から始まった建物の防水史☔🏠✨~
シーリング工事業(コーキング工事)は、建物の隙間を埋めて雨水や風、ホコリの侵入を防ぎ、建物の寿命を延ばす仕事です🧰🔧。いまでは外壁目地やサッシ周り、ALC・PC板のジョイント、屋上の取り合い部など、さまざまな場所で当たり前のように使われていますが、実はこの仕事の背景には「日本の建築が変化してきた歴史」がそのまま詰まっています📚✨
今回は、シーリング工事の歴史を「そもそも建物の隙間をどう塞いできたか?」という原点から掘り下げます😊
日本の伝統建築は、木造が中心です。木は湿度で伸び縮みし、呼吸する素材でもあります🌳✨。そのため、昔の家は“気密”よりも“通気”が重視され、多少の隙間があるのは当たり前でした。
雨仕舞(あまじまい)という考え方で、屋根の勾配や軒の深さ、土壁や漆喰、建具の工夫によって雨や風を受け流す仕組みが整えられていました☔➡️🏠
この時代は、現代のように「隙間を完全に密閉する」という発想が強くなかったため、シーリング工事という職業はまだ必要性が小さかったのです。
時代が進み、明治以降に近代建築が普及し、さらに戦後復興から高度経済成長期にかけて、鉄筋コンクリート(RC)や鉄骨造(S造)、プレキャストコンクリート(PC)、ALCパネルなどの建材が広く使われるようになります🏗️✨
ここで建物は大きく変わりました。
壁がパネル化され、ジョイント(継ぎ目)が増える
サッシがアルミ化し、取り合い部が増える
高層化で風雨の影響が強くなる
内部に空調が入り、気密・断熱の重要性が増す
つまり「隙間があるのが前提」だった時代から、「隙間があると困る」時代へ変わったわけです😅💦
このニーズこそが、シーリング工事が専門職として成立していく大きな土台になります。
現代のシーリング材は、変成シリコン・ポリウレタン・シリコン・ポリサルファイドなど、用途に応じて種類が選ばれ、耐候性・耐久性・伸縮追従性が高度に設計されています🧴✨
しかし初期の目地材は、今ほど安定した性能を持っていませんでした。
たとえば昔は、
アスファルト系
油性パテ
充填材+表面処理
のような方法で隙間を塞ぐこともありました。
ただ、これらは伸縮に追従できず、ひび割れや剥離が起きやすい😢
建物が動く(温度変化・乾燥収縮・地震)日本においては、より柔軟で耐久性の高い材料が必要でした。
ここから材料技術が進化し、「シーリング材」という専門材料と、それを適切に施工する“技能”が評価されるようになります😊👍
シーリングは、材料を詰めれば終わりではありません。
歴史的に見ても、この工事が“職人技”として確立した理由は、施工品質が性能を左右するからです。
下地処理(清掃・乾燥・油分除去)
プライマー塗布(密着性確保)
バックアップ材の設置(適切な断面形成)
充填(気泡・欠損防止)
仕上げ(ヘラ押さえの精度)
養生・硬化管理(天候・温度)
この一連の流れができて初めて「雨が止まる」☔➡️✅
そして、建物の長寿命化につながるのです🏠✨
シーリング工事は目立ちません。完成してしまえば、ただの線に見えることもあります😅
でも、その線が切れた瞬間、建物は雨水侵入・漏水・内部腐食・カビ発生などのトラブルに直結します⚠️💧
だからこそ、シーリング工事は歴史の中で、
「防水の裏方」から「建物の健康を守るインフラ」へと役割を大きくしてきたのです😊✨